2020年12月22日

空の湯の過ごし方<第8話> 空の湯ペダル GoTo山形おいしい空港編(4)

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峠を越えて、あさひ月山湖からは下り基調。鶴岡までは順調だった。
しかし、その前に最後のミッションがある。自転車を飛行機に手荷物で持ち込むにはそれなりの準備が必要で、その為に今回準備したのがベニヤで作った「自転車箱ベール初号機」である。マジックテープで簡単に組み立て分解が出来るが、重さ7キロ、140センチ✕45センチ、厚さ20センチと少々かさ張る。制作費もマジックテープが思いの外高価で3万円、製作に2週間も要したのだ。製作中に「買った方が良いんじゃね?」とも思ったが後戻りはできない。
「ハードケースでこんなにコンパクトになるのは箱ベールだけだ。将来は特許を取って販売しよう。」
ポジティブに考える好一だった。

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鶴岡のヤマト配送センターで送っておいた「箱ベール初号機」を受け取った。ぶっつけ本番でこいつを背負って空港まで13キロの道のりを走らなくてはならない。背負ってみると結構重い。梱包ベルトが肩に食い込んで痛いし、左右のバランスを取るのも難しい。
「風が吹かなければ良いが・・・」
R112はしばらく走るとR7と合流する。田んぼの中のバイパスをひた走るが地吹雪防止柵のお陰で風の影響は受けない。

ところが・・・

イオン三川店を西に曲がると地吹雪防止柵もなくなった。空港までは5キロの直線。向かい風が好一に襲いかかる。
「こんなに風が強かったのか!」
箱ベール初号機はまるで凧。忍者赤影のように大空に好一をいざなうのだ!
最後の最後で、この仕打。平和には終われない。好一は耐えた。たとえトラックにいじめられてもゆっくり着実に走った。最後の激坂も攻略し、ついに庄内空港に到着!
感動に浸っている好一を、周囲の人は汚い変なオジサンと見ていただろう。
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自転車を梱包して荷物を預けて、山形最後の食事だ。空港内のレストランは平田牧場のみ。トンカツが売りだが、空の湯の恋豚トンカツを食べ慣れている好一は、正直期待は持てないでいた。
「まあ、空港のレストランだからファミレス程度だったら良いだろう。」
オススメの金華豚のトンカツ。高い。ビールを飲みながら待つ事5分。見た目は良いけど味はどうかな?

「おーー、デリーシャス!」
肉はもちろん、衣もキャベツもご飯もポン酢も全てに拘った一級品だぁーーーー。

あー、これを食べるためにここまで来たんだ。一口一口噛み締めながら味わいながらビールで胃袋に流し込む。
至福の時間はあっという間に過ぎ、出発の時間が来た。飛行機は定刻通り離陸すると45分で成田に到着した。第3ターミナルからはシャトルバスで空の湯へ。大きな荷物も空の湯バスなら余裕で積める。
そして、いつもの温泉につかり、いつものマッサージでボキボキ。
少し前まで山形を自転車で走っていた事は遠い過去のように感じる好一だった。

<番外編:月山リベンジ>
GoTo山形の一番の見せ場である月山峠を見ず知らずの車に乗せられて越えたとあっては男がすたる。9月の土曜の夕方、思い立ったように新幹線に飛び乗った。
大宮から山形は2時間21分。GoToトラベルキャンペーンを使って駅前のホテルに泊まったら朝食付きで2700円だった。むしろ夕食のラーメンチャーハンの方が高かった。
翌朝の天気は薄曇り。気温も低くて前回よりもかなり条件が良い。
その後、調べたところ、月山越えの道は旧道、月山スキー場方面を目指せば良いとの事。旧道に関しては情報が少なく、前回の道路管理のお兄さんも旧道は走れるかどうかわからないとの事だったので行ってみるっきゃない。
月山湖を過ぎてから気を付けて走ると月山スキー場方面へ右折。すぐに上りが始まった。ここはきついが普通にきつい程度。清澄山ぐらいかな。景色は良いし、道も良い。車も少ない。弓張平から先は急に細くなるが補修はされていて走りやすい。ただし、全く人がいないので熊に襲われないか心配だ。熊よけに洋楽をガンガン掛けて走っているとジムで走っている不思議な感覚になってくる。急坂も長くは続かず、気が付くと下りに入っていた。
前回の教訓で「箱ベール初号機」は持って来なかった。あんなものを背負っては走れない!
月山峠にいささか拍子抜けの好一は、今回は何事もなく庄内空港に着いた。
しかし、ここでまた平田牧場のトンカツが食べられる。
「俺は、この為に来たんだ!」
横浜のバイクチーム、ケンタウロスはコーヒーを飲むためだけに神戸に行くそうだが、好一はトンカツを食べに鶴岡に来たのだ。前回と同じ席に座り、同じメニューを食べる。

「あぁ、美味い。」

前回の感動は間違っていなかったのを確認できた。
だが、残念なのは冬ダイヤから成田−庄内便が消える事だ。コロナの影響が大きいのであろう。平田牧場のトンカツが食べられなくなるのはとても残念だ。
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「さらば庄内空港、さらば平田牧場!」
「成田−庄内便が就航した暁には必ず食べに来るからなぁ〜!」

2時間後には、いつもの温泉、いつものマッサージで疲れを癒やす好一であった。
posted by SAM at 12:00| 千葉 ☔| Comment(0) | 小説:空の湯の過ごし方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年11月19日

空の湯の過ごし方<第7話> 空の湯ペダル GoTo山形おいしい空港編(3)

翌朝は6時に起床。喜多方では朝っぱらからラーメンを食べる”朝ラー”が普通なのだ。人気店ともなれば開店30分も前から並んでいるので出遅れてはならない。今日のターゲットはあべ食堂。切れのいい醤油スープに歯ごたえの良いちぢれ麺が人気の老舗のラーメン店。公式には7時半開店だが、ホテル支配人の情報によると7時ぐらいにお店を開けるらしい。そこで、6時50分に行く作戦。場所はホテルからすぐ、100mぐらい。既に2名先客がいる。しばらくするとどんどん人が集まってきて、あっという間に裏の駐車場まで列ができてしまった。列に恐れをなして引き返す車も多数。「ふふっ、勝ったな。」へんな優越感を感じたところで、情報通り7時過ぎに暖簾がかかって入店。評判通りのおいしいラーメンは今日のエネルギーとなったのだった。
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さて、お腹もいっぱいになったことだし、そろそろ出かけるとしよう。本日のルートは喜多方から寒河江までの105キロ。R121を米沢に抜ける峠が難所が最初に待ち構えている。逆にこれさえ過ぎれば楽勝だ。

足の調子は少し良くなった・・・というより慣れたのか? 人間の体というものは不慣れなことをする(命ずる)と拒否反応がおこり、痛みで抵抗してくるが、3日も続けると体が諦めて順応してくるものだと思う。今日あたりは少し楽になってきた。
スタートから20キロで頂上、後は下りというのがありがたい。本日の最高気温は37度の予報。関東地方では40度超えが連発らしい。足が大丈夫でも熱中症が心配だ。

ホテルを出て風情のある街並みを抜け、R121に入ると幅の広い3キロの直線道路が待ち構えている。ずーーーと向こうまで上り坂。悲しい現実。こういう時は前を見ないで風景を楽しんで現実逃避。

坂が緩くなると最初のトンネルが出現、
向坂トンネル、354m
次は明ケ沢第一トンネル、139m
そして明ケ沢第二トンネル、319m
弥平トンネル、332m
日中トンネル、951m

ハアハア(汗)
もういい加減にしてくれ!

更にトドメの一撃
「虹のトンネル、7箇所3キロ」
がーーーーん!

不動トンネル、633m「赤」
地蔵トンネル、253m「黄」
石楠花トンネル、106m「黄」
大倉トンネル、508m「緑」
探トンネル、130m「青」
御手窪トンネル、325m「青」
高倉トンネル、127m「紫」

看板の色が違うだけだけど、全然、7色じゃない!
そして仕上げは大峠トンネル、3,940m!!

やったー!ヲワター!

トンネルぜんぶで13箇所、約8キロ。ちなみに橋は20箇所、約2キロもあった。
それにしてもこの峠の名前、大峠と言うらしい。全くひねりがない。今でこそ広くて快適な道路だが、古くは米沢街道と呼ばれ、崖にへばりつく細道が続くつづら折りの難所だったそうだ。橋から谷底を見ても旧道の過酷さは想像ができるほどで、まさに大きな峠。
ここにトンネルを掘って橋を掛けた人は本当にすごいと思う。
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峠を下ると気温も35℃まで上がってきた。道の駅なごみの郷でスイカで水分補給。自分へのご褒美。これが美味い! これだから自転車は止められない!

まだ10時前だが本日の業務終了。朝ラーは全部消化され、消えていった。あとは宿にたどり着いて、洗濯すれば良いだけ。
小一時間休憩してから再び始動。まっすぐ行けば米沢市内だが手前で左折、最上川沿いに寒河江を目指す。緩やかなアップダウンが続く広い道路は交通量が多いが路肩も広いので走り易い。しかし、道路が広いってことはアスファルトも広い、直射日光を遮るものもない。こんなときに晴天。無駄に晴天。ダメな晴天。たちまち気温は36℃。体感温度はそれ以上。
「暑ちぃ、死ぬぅ。」
大量の水と大量のアミノバイタルが生命線だ。本日の宿まで、後5キロ、ついに温度計が37℃になった。
「もうユ・ル・シ・テ・・・」
朦朧としてホテルに倒れ込んだ好一だった。
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最終日、外は雨。憂鬱な雨。
しかし、15時5分のジェットスターに乗らなくてはならない。これを逃すと2日後だ。朝食は7時からだが、時間前にレストラン入口に仁王立ち。無言の圧力が伝わったのか、フライングで食べさせてくれたのだ(^O^)v
本日は庄内空港までの91キロ。雨の中、さあ出発だ!
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寒河江からはR112をひたすら鶴岡へ向かえばよいだけだが、月山の峠越えが読めない。月山といえば夏スキーのメッカ。険しい峠越えが待っているに違いない。走り始めて1時間、道の駅にしかわで小休止。ここで、なにやら怪しげな表示を発見。

「R112、この先歩行者、自転車通行禁止」

ん?この道は国道だよ。
なぜ通行禁止???

まあ、迂回路があるでしょ。
ということで、再び月山湖に向かって走り始めた。8キロほど坂を登るとやっと月山湖に到着。ここで衝撃の新事実!

「この先歩行者、自転車通行禁止。鶴岡方面はR458へ迂回」

直進すれば残り64キロ、飛行機に間に合う。迂回すると今まで登ってきた坂を降りて別の峠越えの110キロ。15時の飛行機には間に合わない。こういう大事な事は早く言ってよーーーー。
しばし考察・・・。

「よし、見なかったことしよう。」

大丈夫、首都高を走る自転車だっているんだから、こんな山の中バレやしないって。いや、そもそも見てないんだから、仕方がない。
お巡りさん、ごめんなさい。
これから看板見逃しちゃって自動車専用道に迷い込んじゃいます。

そう、決心した好一は雨の中を突き進んだ。高速月山ICが近づいて来ると、これでもかと「歩行者、自転車通行禁止」看板が多くなる。だが、好一には見えていない!

月山ICでR112と合流すると、ここから先は自動車専用道路だ。幸い、料金所や監視所はないようだ。更に、道路標識が多くなってきた。
「ニホンゴ、ムズカシイネ。」

高速と合流すると交通量は急に多くなった。上り勾配もきつくなり、トラックも多い。侵入してから約5キロ。黄色いパトライトをつけたライトバンが前方を塞ぐように停まった。

ドキッ!

若いお兄さんが降りてきた。
「ここは自動車専用道路ですよ。自転車で走れませんから戻って下さい。」
「えっ、それは気が付きませんでした。最近老眼が酷くて看板の字が良く見えないんですよ。ユルシテクダサイ。」

おとぼけ作戦。

「ダメです。」(キッパリ)
「ええっ、そんなご無体な。(泣)私は千葉から4日掛けてこの素晴らしい山形に来ました。今日は最終日、庄内空港に3時までにつかないと飛行機が行ってしまうのです。それを逃すと2日後なんです。どうか、ここは見逃して貰えませんか?」

泣き落とし作戦。

「ダメです。」(キッパリ)
「雨も強いし、もう結構走ってきてしまいました。ここはどうか見なかった事にして貰えませんか?」

外国映画ではここで100ドル紙幣を胸ポケットにねじ込み、ウィンクすれば解決するはずであるが、汗まみれのカロリーメイトと飲みかけ水では逆効果になりそうだ。

「いやいや見つけてしまったものは見逃せません。上を見てご覧なさい。あちこちにカメラがあってすぐに分かるようになっているのです。」

チッ、最初からバレていたのかっ!

しばし、無言

「あなたの仕事熱心ぶりはよくわかりました。しかし、このまま自転車で下っても自動車専用道路を自転車で走ってしまうことになります。その間に私が事故にあったらあなたにも責任が及ぶかもしれません。おおっ、よく見るとこのライトバンには私の自転車が乗るだけのスペースが有るようだ。どうでしょう、この車に自転車を乗せて峠の先まで運んでいただければあなたの目的も達成できますし、私も飛行機に乗れます。」

しばし、無言

「わかりました。あなたの情熱に負けました。峠の先までお送りしましょう。」
「おお、ジーザス!」

こうして、好一は自転車ごと道路パトロールの車に乗り月山峠を越えたのであった。
車で走るとトンネルが長くて細くて下り坂がきつい事がわかった。しかも雨。相当危険なので、これを読んだ良い子は絶対に自転車で走ろうと思わないことだ。
posted by SAM at 11:28| 千葉 🌁| Comment(0) | 小説:空の湯の過ごし方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年09月09日

空の湯の過ごし方<第6話> 空の湯ペダル GoTo山形おいしい空港編(2)

「ガチャ」、扉が開く音で好一は目を覚ました。先に洗濯をしていたお姉さんが洗濯物を取りに来たようだ。こちらを見ようともしない、ガン無視。まあ、夜中に浴衣でコインランドリーでビール飲んでる奴はそう思われても仕方がない。実際ノーパンだから警察でも呼ばれて取り調べを受けたらまるで言い訳が出来ない。そそくさと洗濯物を取り出し、ホテルへ向かう好一だった。
 二日目、5時半に起きて準備を始める。なにもそんなに早く起きなくてもと思われるかもしれないが、前日のダメージが抜けていない好一の動きはナマケモノレベルなので、何事にも時間が掛かる。7時の朝食前に会計や自転車の空気は入れておきたい。この施設の良いところはサイクルラックがある事とエアポンプを貸してくれるところ。悪い点はサイクルラックの上と下にクモの巣が張っているところ。(好一はクモが大嫌いだった。)ロードバイクのタイヤは高圧なので毎日1割ぐらいの空気が抜けてしまう。それでも走れないわけではないが、走行抵抗が多くなったり、パンクの原因になるのでなるべく毎日適正空気圧にしたいところだ。そこで重要なのが空気入れ(エアポンプ)。タイヤのバルブにはいくつかの種類があって、自動車やバイクは米式、ママチャリが英式、ロードバイクは仏式(通称フレンチ)。バイクやママチャリはGSでもその辺の自転車屋さんでも空気が入れられるが、フレンチに対応しているポンプがおいてあるお店はスポーツバイクを扱うお店しかない。そのためにチャリダーは携帯用ポンプを所持しているのだが、あくまでも緊急用で理想の空気圧にするにはフロアポンプが不可欠なのだ。
 スポーツバイク専用のサイクルラックがあるからには当然フレンチ対応のポンプがあるはず。しかし、職員さんにお願いして最初に持ってきてくれたのはごく普通のママチャリ用。「僕が欲しいのはこれじゃないんです。これ以外にないですかぁ〜?」恐る恐る聞いてみると、暫く考えてから何かを思いついたように事務所へ。
「あなたが欲しいのはこれかな?」
戻ってきた彼の手にはホコリまみれの未開封のビニールに入ったフレンチ対応エアポンプ。どうやら、サイクルツーリズムの推進やらなんやらで配布されたようだが、今まで一度も使ってなかったそうだ。おぉ、利用者第一号!
 イソップ童話のような茶番はさておき、 7時に朝食をとり、すぐに出発。本日は喜多方までの120キロだ。
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なんとか走り始めたものの、昨日の疲れはまるで回復していない。緩やかな上りがずっと続いていることもあって、20キロぐらいで巡航。足が痛い。
 棚倉の坂が登れない。坂の途中で一休み。まだスタートしてから1時間も走っていない。前日は最初の休憩が60キロ地点だったので本日のダメっぷりがよく分かる。道路脇で放心状態で通り過ぎる車を眺めている。暫くボーっとしてても何も変わらない。そう、自転車は自分が動かなくては何も変わらない。残酷な現実を再認識して、半ば覚悟を決めてまたサドルに跨った。
 スタートから40キロ。白河に着いたのが10時、昼食にはまだ早いのでそのままスルー。東北道をくぐるといきなり民家が少なくなる。54キロ地点でコンビニがあったが、11時前なのでこれもスルー。暫く走ると左に曲がって山に向かっていく、いよいよ本日のメインイベント、R294猪苗代湖までのヒルクライムに突入だ。頂上までは6キロ。たかが6キロ、されど6キロ。平均勾配5%、最大勾配10%。
これまでは平均速度23キロだったが、坂に入ってからは10キロが良いところ。どんどん斜度は急になってくるし、腹も減ってきた。腹が減ると力が出ない。こんなところでハンガーノックになったら大変だ。
ハンガーノックとはハンガーノックダウン。極度の低血糖により体が動かせなくなる状態の事。こうなるとまるでスイッチが切れたように体が動かなくなる。自分の場合、納豆ご飯一膳だと70キロでスイッチが切れる。今日は暑さと疲労で体力の消耗が激しいようだ。
おいしいランチは諦めて坂の途中で一休み。昨夜コインランドリーで食べ残したおつまみアーモンドとチーかま、カロリーメイトが本日のランチメニュー。
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再び走り始めると勢至堂トンネル。トンネルをくぐれば平坦な道が続き、その後滝沢バイパスの豪快なダウンヒルを下れば本日の目的地、喜多方に到着。
 本日の宿は昔の風情が残るふれあい通り沿いのビジネスホテル。近くにはラーメン屋が多く立ち並ぶ。ホテルの人に聞くと、喜多方のラーメン店はなんと120軒もあるそうな。おっと、その前にお洗濯。このホテルには工事関係者も多く無料の洗濯機が完備している。助かった、昨日のような事はしなくていい。混む前に洗濯を終わらせて、浴衣に着替えてラーメン屋に出発。
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 120件もあると悩みますが、結局無難なところで坂内食堂本店。全国でチェーン展開しているラーメン坂内のお師匠?みたいなお店です。18時の閉店間際に行ったので殆ど待たずに入れたけど、それでも大盛況。テーブルはアクリル板仕切ったあってコロナ対策もバッチリ。おいしい素朴な縮れ麺が食べられて大満足。
ホテルに早めに戻って足腰に湿布を貼りまくり。
ビールの酔いが回ってきた頃には夢の中の好一であった。
 
posted by SAM at 17:07| 千葉 ☀| Comment(0) | 小説:空の湯の過ごし方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする